炭焼き窯の作り方について
4 窯のドームを作ります(後編) |
J 厚さが均一になるように慎重に作業を進めます。 |
K ドームの前面に灰土を乗せました。 |
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L 次に、専門の道具で叩きます。 |
M この作業は相当念入りに行います。水が足りない場合は、ジョウロ で水を加えます。 |
N 均一の力で叩く必要があるため、最後はベテランの独り舞台です。 |
O これでおおかた、完成に近づきました。 |
P 最後は、焚口の障子作りです。障子は炭焼きを行うたびに新たに レンガを作ります。今回は、灰石を利用しましたが、通常はレンガを 使っています。写真のように隙間のできないように石灰を混ぜた赤土を 打ち付けます。なお、障子は直接火が通らないように2重構造になって います。写真は奥の障子を作っているところで、上部に熱風の通る穴を 設けます。 |
Q (左写真) 奥の障子の完成写真です。写真では、はっきりとわかりませんが 一番下の灰石に見えるところは、実は平面の地面で、下から2番目の 白く見えるのは、厚めのコンクリートブロックで高さは約30cm です。つまり、窯の内部より焚口は30cm低い位置にあります。 R (右写真) 障子のレンガや灰石を支えるのはL字鋼です。なお、L字鋼は左右の 灰石に差し込んで使用しますので、灰石には細工をする必要があり ます。言い忘れましたが、焚口は窯の底部よりやや低くしています。 おわかりでしょうか。 |
いよいよ火入れをして完成といいたいところですが、土窯なので雨が 大敵です。急いで屋根を造らなければなりません。 |
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