特定非営利活動法人

 碧い海の会
「自然とヒトが生きる道」 森づくり を支援 in 大分市神崎地区|トップに戻る

大分市神崎地区の福祉コミュニティーKOUZAKIさんからお声が掛りました。
皆さんは、主に神崎海岸の支援活動をされいます。

「海岸の裏にある山を生かしたい」それが、きっかけ。

平成24年1月20日(金曜日)、会のメンバー4人で、伺い、山を視察させていただきました。
まずは、現場を見るところから「森が生きる」「ヒトが生きる」道を話し合いました。

「自然が生きる森づくり」につながるよう願っています。

平成24年1月20日(金曜日)自然とヒトが生きる道を探る in 大分市神崎地区
こうざき小学校前

より大きな地図で こうざき地区 を表示
<大分市神崎地区@こうざき小学校の裏山>

この日の天候は、屋や曇り。雨が降らないか心配していましが、降りませんでした。こうざき小学校の裏から目的としている山へ入りました。

こうざき地区の支援者さん数名と一緒に入り込みました。約1〜2時間、道なき道を登山。「子供のころは、この山でよく遊んでいました。」と山頂に近づいてくると昔の記憶が、蘇ってきているようで どんどん奥へと進んで行きました。すると徐々に見える景色が変わってきます。

小学校の裏山からの景色
道なき道を進む
木登りできそうな木々
<やわらかい絨毯>

最初の15分は、足元の道が見えませんでしたが、登るにつれて道が開けてきました。 最初に到達したのは、手前の山の頂き。腐葉土がふっくらと横たわり、歩くと心地よい感覚が生じます。

その頂きに着くと「昔、山登りをしていただろう木々」がいくつかありました。(左下写真)

光もさし込み、適度な感覚で道を整備するといいですね。「切り過ぎない」これが、肝心。
足元がやわらかく滑りやすい箇所もあるため、木々を「手すり」代わりに残しておくことが、自然です。

手前の山の頂
更なる頂きへ
登山途中の眺め(向こうは大分市内)
<自然と足が前に進む>

皆さん、どんどん山を駆け登ります。「この先、行ってみるかい?」の一言から、もう一つの頂きへ登り始めました。笑

「道なき道」が、続いているかと思うと「道がある」整備されているわけでもなく自然と道ができている。昔から遊び歩いていた道ですね。笑

写真を見てもらうとわかるように、足元がすっきりしているでしょ?

整備という整備は、ほとんど必要なく「足元が見えない場所」を整える程度で十分、生きる気がしました。

火を囲んで談話
大分市一望
もう一つの山頂到着
<山頂に到着>

登るにつれて、景色が一段と広がります。神崎地区の海岸から別府、日出までの景色が一望できます。この日は、曇りの日だったので薄らですがよく見えます。

途中、途中にベンチを設ける。

プラスチックのものでなく、周囲にある木々を椅子代わりに設置する。自然の中にあるもので十分です。

山頂へ到着。

記念に、地元の方が木を植えました。笑
根付くかな?

記念樹を植える
ヒトが通った後
ヒトと自然が共存する道
<自然と自然体で生きる>

「自然を守る」っとノコやナタを手にする。すると自然と体が動きます。無意識のうちに、木々を切ってしまうのです。言うなれば、これも自然現象なのかもしれません。

「視界が狭い」「危険」「足元が悪い」とスッと切る。数十年が、1分たらずで途絶える。悪い事では、ありません。ただ、行為の前に

「必要な行為かどうか」
「何のための行為か」
「自然とどのように共存したいのか」

と、どのように生きるかという方向性を見定めたうえで、動く取り組みであることを願います。取組みながら、という失敗の積み重ねも不可欠。自然は、それも受け入れてくれます。

自然を通じ、海が荒れ、地殻が揺れる

原因は、我々が生きる上での姿勢でしょうか。「自然に感謝しながら生きる。」昔からある日本文化の姿勢の一部。少しでも共有できる意識を所々で、支援できれば幸いです。

自然と歩む
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